なんとなく憂鬱

この間なんか、この季節この地域の天気にしては珍しく晴れ間が見えた!と思ってバイトに出かけたと言うのに、バイト中になんとなく天気が崩れ始め、終わる頃にはしっかり雨が道路を叩いていた。

泣きたいのはこっちの方よと雨雲を睨みつけながら、さて、濡れて帰るかと意を決した瞬間。
当日の朝まで私の部屋に泊まりに来ていた彼氏が、傘を持って迎えに来てくれていた。
帰りがけに、私の傘が置いてあるのが気になっていたみたい。

天気予報を見ろ、と悪態を吐かれたけれど、ただそれだけで嬉しくて、大嫌いな雨も少しいいもののように思えた。
お気に入りのブーツも汚れるし、それだけじゃなく靴の中までぐずぐずになって気持ちが悪い。
髪が跳ねるし、鞄の中に入れていたはずの書類だっていつの間にか雨に濡れてふやけてしまう。

外に出なくても、湿気が体にまとわりついて、なんとなく憂鬱…だというのに、そういう日に限ってバイトが入ってしまっていたりするから、もっと憂鬱だ。

爽眠